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リオパラリンピック出場の鹿沼由理恵選手とパイロットの田中まい選手が帰国 アクシデントを乗り越えて掴んだ銀メダル!

2016/09/23

リオパラリンピックの自転車女子B(視覚障害クラス)ロードタイムトライアルで、見事銀メダルに輝いた鹿沼由理恵選手と田中まい選手が、9月22日に帰国しました。

成田空港では家族や友人、関係者などたくさんの方々が出迎え、二人のメダル獲得を祝福。鹿沼選手も田中選手も本当に嬉しそうに、皆さんと喜びを分かち合っていました。

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鹿沼選手と田中選手が出場した女子Bクラスは、視覚障害を持つ選手と健常者のパイロットが二人乗りのタンデム自転車に乗ってレースを行います。田中選手は鹿沼選手のパイロットを務めました。

リオパラリンピックでの二人の出場種目は、トラック競技が1kmタイムトライアルと3km個人追抜き、ロード競技がタイムトライアル(30km)とロードレース(69km)で、計4種目。

まずはトラック競技からスタートし、最初の1kmタイムトライアルでは5位(1分11075)、そして今年3月の世界選手権で銀メダルを獲得し、もっともメダルを狙っていた3km個人追抜きはベストタイムを出しながらも6位(3分34892)。

パラリンピックに向けて、さらなるレベルアップを図ってきた鹿沼選手と田中選手ですが、他国の選手たちはそれ以上のパフォーマンスを見せてきました。

 

狙っていたトラック競技は思うような結果に繋げられず、残すはロード競技。最初の種目はタイムトライアル。鹿沼選手と田中選手にとって、ロードタイムトライアルは、2014の世界選手権で優勝経験もあり、十分可能性のある種目です。

鹿沼選手は「トラックが終わって、次のロードタイムトライアルでメダルを獲らなければ、正直があとがないと思っていました」

田中選手は「(トラックの結果から)どう気持ちを切り替えていいのか正直迷いながらも、鹿沼さんのメダルを獲りたいという気持ちは痛いほどわかっていたので、死ぬ気で苦しんで全力を出していこうと、それだけを考えていました」

 

そしてスタートを迎えたタイムトライアルで、アクシデントが起こります。変速機のトラブルで、トップに入ったまま変速できない状態に。

田中選手は「気づいた瞬間は少し焦ったんですけど、とにかく踏むしかないとすぐに気持ちを切り替えました」と言い、鹿沼選手も「もう踏んでいくしかないと思いました。今思えば軽いギアよりも重いギアに入っていてよかった」と振り返ります。

 

田中選手の言葉どおり、まさしく「死ぬ気で苦しみ」全力を出し切った二人は、トップギアのまま30kmを走り抜き、銀メダルを手にしました。

メダルが確定したときの気持ちを聞くと、鹿沼選手は「重いギアだったので、想像以上にタイムは出ていないだろうと思っていたので、本当に奇跡かと思いました」と驚きと喜びの表情で語り、田中選手は「金メダルではなかったんですけど、鹿沼さんの表彰台に乗りたいっていう夢をしっかり叶えられてよかったなと思います。ホッとしました」とパイロットとしての役目を果たした安堵感を見せていました。

 

歓喜のタイムトライアルの3日後に行われた最後の種目、ロードレースは10位で締めくくり、鹿沼選手と田中選手のリオパラリンピックは終わりました。

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最後に二人から、応援して下さったたくさんの方々へのメッセージをいただきました。

鹿沼選手「皆さんの応援が後押しになって銀メダルを獲得できました。本当に皆さんのおかげです。ありがとうございました」

田中選手「たくさんの応援があって、それに支えられてここまで来られました。本当にありがとうございました」

 

鹿沼選手、田中選手、本当におめでとうございます!